top of page

何時借り入れを起こして何時止めるのか?そして利息のお話

先ず経営者としていつ借入を起こすのが正解なのか?について

これは答えは簡単!儲かっているときです・・・これ絶対(キリッ)


前節でもお話ししたように銀行って「晴れの日の傘」です。基本、成長企業にしか金なんか貸したくない(これ当たり前)

さらに付け加えれば儲かる兆しが現れた時から銀行交渉・資金繰りは始まると思ってください

銀行員は起業家ではないからビジネスの本質は知りませんだからここにプレゼン能力が必要なわけです


仮に1件契約成立で年間50万儲かるビジネスを始めたとしましょう(わかりやすく単純にね)

計約0なら「絵に描いた餅」

でも1件成立したら50万儲かります。更に10件成立したら500万儲かります20件なら1000万

このペースで1年後200件なら2000件なら・・・こうなると一人では無理!人を雇わなければ人を雇うには研修費・広告費・販促費がいります

事務所も大きくしなければ新しいパソコンもいるだろう労働環境も考えなければ・・・当然ライバルも出てくるだろうその対策も必要だ。だから今から資金に厚みが欲しい

こういう物語が必要なのです

実績を持って予想を立て実現さすための協力を請う姿勢が重要となります(経営者たるもの雰囲気に流されず実態をしっかり掴みましょう!引き合いだけじゃダメ契約が確定するかどうかが基準ですよ)


この時利息の問題が出てくるよね。実は最初の罠がここにある

1000万借りて利息年1.5パーセントなら年間150.000 1%なら100.000 差額5万円

大きいかな?年間5万円は月4166円1日(月20日と考えると)208円

さらに税効果を加えましょう。税負担40%とすると利益圧縮だから差額は年間3万円 月2500円 日125円

この差額が利息のからくり(1日125円キャッシュアウト減らせばイーブン・・・むつかしい?)

もっと注目すべきは元本の返済スピード・・・短期だと資金繰りに無理が生じる


利息より元本肝に銘じてくださいね

借入期間が長いのが嫌?大丈夫!主導権がこちらにある限り、借り換え・銀行のチェンジの選択枝はこちらにあるから大丈夫くらいに考えましょう(強気強気!)


利益が出る限り資金繰りは攻めが正解 利益が落ち着いたら守りに入り 利益が減退すれば撤退(返済してしまいます)その時には次のモデルや販売パターンにシフトする


あっ!落ち着けるときや撤退するときに銀行員が恨み言「長いお付き合いなのにぃ~」とか脅し文句「もう貸しませんよ」な~んて言っても気にしてはだめですよ(奴らはビジネスの表面しか見てませんからね)

回復したらそういうヤツラに限ってシッポ振ってやってくるし来なかったら隣の銀行と付き合えば良いだけですからね(クールに行きましょう)


閲覧数:24回0件のコメント

最新記事

すべて表示

インボイスに関するお話です 巷で話題のインボイス制度に関して簡単に解説しますね インボイス制度とは消費税法の改正で「インボイス(適格請求書)」を用いて仕入税額控除を受けるための制度です 消費税は法人税や所得税と違い間接税です 法人税や所得税は直接税で利益(所得)に税率をかけて税金を納めます つまり儲けた人が税金を負担するわけです 納税者(居住者)=儲かった人=負担者なわけです では間接税は負担する

銀行と資金繰りのお話 今回はよく銀行に関する経営者の陥りやすい「罠」と資金繰りに関しての銀行との「付き合い方」についてお話ししましょう いわゆる「リスケ(リ・スケジュール)」状態にある社長からよく行くセリフ・・・ 「利息払ってるんだから銀行に文句言われる筋合いはないわな・・・銀行の売上は利息なんだから!」 はいこれ大きな勘違いです 銀行の売上は貸付金の利息だけではありません 銀行の売上は3つ 1.

資金繰りと会計のお話 資金繰りと会計って同じものと考えている人って決行おられますよね エッ?違うの??って思った方いますか! まず、会計や簿記は実務でも使いますが学問にもなります。 「簿記論」「会計学」という大学で教授がいるし講義もありますそれに会計や簿記の考え方の歴史も長いし実務をはづれた学問的考え方もあります。 これに対して資金繰りに関しては歴史は古いけど学問になったことはありません。資金繰り

bottom of page